水のコラム

マンションの水漏れ調査って何? 水漏れ調査方法を徹底解説!!

2023年05月01日  水漏れトラブル

マンション住まいで「水漏れが気になる」という方は少なくありません

経年劣化や排水管のつまりで起こる水漏れがどこで起きているのか、水漏れ箇所がどのような状態なのかを確認するのが水漏れ調査です

そこで、今回は水漏れ調査の内容を知りたいという方に向けて、調査方法を解説します

水漏れのサインも合わせて解説するので、参考にしてみてください

水漏れのサイン

水漏れにいち早く気づくには、水漏れのサインを見つけることが大切です緊急性の高い水漏れは、突然起こるわけではありません

水漏れをし始めたサインに気をつけながら生活をすることで、水漏れ被害を最小限におさえられます
水道代がいつもより高い

1ヶ月または2ヶ月に一度支払う水道の料金がいつもより高いのは水漏れのサインです

普段と変わらない生活をしているのにも関わらず、水道料金が高いと感じたら注意しましょうどこか水漏れしている場所はないのかを確認し、万が一水漏れをしていた際は応急処置を行なってください

水漏れはしていないが、不安という方は専門業者に点検に来てもらうと安心できます
水の音が聞こえる

家の中で水の音が聞こえた場合も水漏れのサインです

だれも水を使っていないのに「ポタポタと水が落ちる音がする」「なんだか水が流れているような音がする」という場合は早急に対処をしましょう

洗面台やキッチンの下やトイレなど水回りを確認し、水漏れしている場所を見つけてください少しずつ水が漏れているのであれば、被害を最小限におさえられます

「少しだけだから」「水回りの使用に支障がないから」と言って放置してしまうと、排水管の破裂などで大きな修理が必要になる場合があります水の音がしたら知らないふりをせず、音の発生場所を特定しましょう
天井や床の湿り

天井や床の湿りも水漏れサインのひとつです子どもやペットがいる家庭では「普段から床に水をこぼすことがあるので気づかない」という方も少なくありません

しかし、床が湿っている場所がいつも同じ場所であったりシミができていたりする場合は、床下が水漏れしている可能性があります

天井の湿りは、上の階の床下になります天井の一角だけ何故か湿っていたり壁紙にシミができていたりする場合も水漏れしていないかを確認しましょう
カビの発生

日当たりの良い部屋やカビが発生する環境ではないのに、カビが発生している場合も水漏れのサインですカビを発見したら、早急に対処をしましょう

水漏れを早期発見することももちろん大切ですが、カビは身体の健康にも関係しますカビを見つけたら水漏れをしていないかを確認し、部屋の換気も合わせて行いましょう

水漏れ調査の内容

マンションの水漏れ調査にはいくつかの種類があります調査の内容によって費用も異なるため、相場を把握しておくのがポイントです

水漏れ調査で水漏れを早期発見できれば、修理費用を抑えられることはもちろんですが、下の階への水漏れといった二次被害を防ぐことができます

以下で、水漏れ調査の内容を詳しく解説します
目視調査

目視調査は、名前の通り目視で水漏れしている場所を特定していく調査方法です調査時間は数十分から数時間程度で終わります

目視調査をして水漏れしている場所が特定できた場合は、修理も行なってもらえる場合はほとんどなので、合わせて依頼しておくのがおすすめです
ヘリウムガス調査

ヘリウムガス調査は、目視調査ではわからなかったり散水調査ができなかったりした場合に行われる調査方法です調査は1日かけて行われます

ヘリウムガス調査は、水漏れをしている箇所にヘリウムガスを入れ外壁から漏れてくるヘリウムガスを探知する方法ですかなり大掛かりな調査にはなりますが、目視ではわからない場合は専門的な道具を使って調査をする場合があります
散水調査

散水調査は、外壁に水を流して水漏れしている箇所を探す調査方法です目視調査と合わせて行われます水漏れの恐れがある場所に水をかけて、乾き方や水のはけ方見極め調査していきます

調査はヘリウムガス同様に1日かけて行うので、調査の日は1日予定を空けておきましょう
音聴調査

音調査は、水道メーターや止水栓から聞こえてくる音で水漏れをしているかどうかを確認する調査方法です

水道メーターや止水栓に音を聞く専用の棒を当てて音を聞きます聞こえてきた音で、水漏れをしているかどうかを確認します

水漏れをしている箇所は、水漏れをしていない場所とは違う音が聞こえてくる仕組みです音を聞いて水漏れを判断するので、夜間や平日の騒音が少ない時間帯など静かな環境での調査になります

費用を抑える方法

水漏れをした際、専門業者への調査や修理依頼が必要です

しかし、調査方法や修理の内容によっては費用が高くなる場合があります実は、水漏れのトラブルには加入している保険が使えるケースがあります

以下で調査や修理費用を抑えられる方法を解説するので参考にして見てください
火災保険

火災保険はマンションに入居する際に加入している方がほとんどです加入している火災保険で水漏れトラブルに関する費用をまかなえるケースがあります

水漏れしている箇所が、自宅なのか共用部分なのかによって修理を負担する先が変わります

しかし、調査にかかる費用は依頼主の負担になることが多いです水漏れをしている場所の特定する調査費用は「水漏れ原因調査保険」で負担額を減らせます

水漏れ原因調査保険は、加入している火災保険に付いているので保険会社に確認をしてみてください
マンションの管理組合

マンションの水漏れは、共用部分や部品の経年劣化によって起こるケースも少なくありません

水漏れによる調査や修理を依頼する前に、まずはマンションの管理会社に連絡をしましょうマンションの管理組合で建物全体の調査をしてくれる場合があります

水漏れが疑われる箇所

水漏れは、主に水回りで起こります日常的に使用するトイレやキッチン、浴室は水漏れをしやすい場所です

水漏れ調査では、水漏れが疑われる以下の場所を入念にチェックします
トイレ

トイレの水漏れ調査では、トイレ本体やトイレタンクをチェックします

水を流していないのにも関わらず水が流れ続けていたり、ウォシュレットから水が少しずつ漏れていたりするケースも少なくありません細かい部品の確認を行いながら、水漏れの原因を調査します
キッチン

キッチンの水漏れ調査では、水栓や蛇口のパッキンの破損やシンクの割れがないかなどをチェックします

パッキン部分は経年劣化により破損するケースがほとんどですまた、給水ホースなどの破損も水漏れの原因のひとつです
浴室

浴室の水漏れ調査は、シャワーヘッドや蛇口とホースの接続部分などをチェックします

節水方や水の出方を変えられるなど、好みのシャワーヘッドに取り替えている方も多いですシャワーヘッドによってはシャワーホースとの相性が悪く、水漏れの原因になる場合もあるので注意しましょう

まとめ

マンションの水漏れ調査では、目視調査やヘリウムガス調査など水漏れの状況によって調査方法が異なります

水漏れしている場所が素人で発見できない場合でもプロに依頼することで、水漏れ箇所を特定してもらえます

調査の内容を理解しておくことで、万が一水漏れをした時に安心して調査依頼ができるのでおすすめです水漏れ調査を依頼したいと考えている方は、今回解説した調査方法を参考にしてみてください

とくしま水道職人 0120-492-315

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