水のコラム

キッチンの壁紙にはどんな種類が?多彩なデザイン

2022年07月30日  キッチン

キッチンの壁紙、黄ばんできたり汚れが目立って「張り替えたいな」と考えている方もいることでしょう。

キッチンの壁紙にはさまざまな機能が備わっていることをご存じでしたか?壁紙の機能を知ることで、選び方も変わってきます。せっかく張り替えるのなら、その機能も生かしていきましょう。

壁紙には大変多くの種類があります。どのような壁紙を選ぶか、また貼り方ひとつでもキッチンの印象を変えられます。

キッチンの壁紙の役割を解説

キッチンの壁は、家の中でも最も汚れやすいといわれています。その上、さまざまなにおいも付きやすい場所ともいえるでしょう。

そんなキッチンの壁紙には、実に理にかなった機能が備わっています。役割について理解を深めてみましょう。

汚れ防止機能
最も壁が汚れやすいキッチンで、心強い味方のひとつが汚れ防止機能付きの壁紙です。特殊なコーティング加工で、汚れが落としやすく、菌の繁殖も防ぐ働きをしてくれます。

毎日使うキッチンですから掃除のしやすさは、とても大切です。キッチンを清潔に保つためにも非常に大きなポイントといえるでしょう。

防火性
火を使い、熱を発するキッチンにおいては、防火性は重要項目です。ガスコンロの強火は思った以上に遠くまで届きます。

不燃素材の壁紙は防火性が高いので、不燃素材を選ぶとよいでしょう。また熱は壁紙にとっては大敵で、変色や変形の原因にもなるので注意しなければなりません。

消臭機能
食材はもちろん、油や煙などからもキッチンににおいはこもりがちです。さまざまなにおいが立ち込めるキッチンには、消臭機能付きの壁紙が活躍します。

油ものの料理が多い、香りの強い料理を好む、などのご家庭にはまさにぴったりの壁紙といえます。

また抗菌機能も付いている壁紙は、油の酸化臭や生ゴミのにおいなども分解し取り除いてくれるので、スッキリとした環境が保てるでしょう。

吸放湿
湿気の多い日本では、湿気対策や防カビ対策は欠かせません。水まわりでもあるキッチンにおいても同様です。日本メーカーの壁紙であれば、9割以上が防カビ対策済みのため安心です。

また、壁紙が湿度を調節してくれる吸放湿の壁紙も大変有効です。カビの発生を抑制する効果が期待できます。

キッチンの壁紙リフォームの参考例を紹介

キッチンリフォームで大きなポイントとなるのが壁紙です。壁紙の機能はもとより、どのような壁紙にするか、どのように貼るかでキッチン全体の印象を左右します。

キッチンの壁紙リフォームの参考例をご紹介しましょう。

キッチン全体のイメージを明るくしたい場合には、白や明るい色の壁紙をベースにするとよいでしょう。淡い色であれば圧迫感もなく、スッキリとした印象になります。

また一面だけ違った色の壁紙を使用すると、アクセントにもなりおしゃれな空間が演出できます。キッチン全体を引き締めたい場合には濃い目の色を、広く見せたい場合には主張の少ない色がおすすめです。

参考例では、使う予定のないドアを塞いで作った壁一面だけにくすみブルーのカラークロスを、そのほかのキッチンの壁には、白いクロスを使用しています。とても明るく清潔感溢れる素敵なキッチンに仕上っています。見た目もシンプルながら洗練された印象です。

普段モノが置かれない場所にくすみブルーのクロスを持ってくることがポイントです。壁紙ひとつの貼り方でキッチンの印象が変わる成功例といえるでしょう。

キッチンの壁紙リフォームにかかる費用相場と日数はどのくらい?

キッチンの壁紙リフォーム、してみたいけれど気になるのは費用のことではないでしょうか。まずは費用の相場を見てみましょう。合わせて日数についても確認していきます。

費用や日数は業者によっても異なります。以下はあくまでも目安としてみてください。

キッチンの壁紙リフォームにかかる費用相場
壁紙は大きく量産品クロスと一般品クロスの2種類に分けられます。この種類によって価格相場も変わります。費用の内訳は壁紙の費用+作業費用+諸費用となり、状況によって追加でかかる場合があります。

量産品クロスの場合は、1㎡あたり約800円~1100円程度、一般品クロスの場合は1㎡あたり約950円~1500円程度が相場といえるでしょう。

注意点としては、壁紙リフォームの際には、既存の壁紙の廃材処分費用や家具の移動などで追加費用がかかる場合があることです。作業するにあたりスペースの確保ができているかどうかでも変わってきます。

見積もりをしてもらうときに、壁紙を貼る作業のほかにどういった費用がかかるのか、確認を忘れないようにしてください。

キッチンの壁紙リフォームにかかる日数
キッチンの壁紙のみのリフォームであれば、おおよそ1日~3日程度で作業自体は完了します。長い期間はかかりませんが、広さや壁紙の種類によっても変わってきます。

キッチンの壁紙リフォームで気を付けたいポイントとは?

壁紙をリフォームするなら、気持ちよく素敵な空間に仕上げましょう。

そのためにも、壁紙選びはとても重要です。気を付けたいポイントは大きく2つです。重視する方から優先して決めていくと、迷いづらくなります。

デザイン
壁紙ひとつでキッチンの印象はガラッと変わります。何を選んだらいいのかわからないときのために、基本的な選び方を押さえておきましょう。

まずベースとなる壁紙は無地が無難です。特に食器や家電が多く置かれているキッチンでは、無地の壁紙の方がバランスよくまとめてくれます。落ち着いた色を選ぶと、うるさくなく失敗することもないでしょう。

もしアクセントが欲しい場合は、違う色や柄物の壁紙を一面だけ、もしくは一箇所だけに取り入れることをおすすめします。ごちゃごちゃ見えずにおしゃれな空間を作ることができます。

ダイニングとの調和も大切です。統一感を持たせる色を選ぶようにしましょう。キッチンとダイニングが一体化している場合には、暖色系の壁紙でまとめると、安らぎを与えかつ食欲をそそる効果もあるといわれています。

機能
キッチンは汚れやニオイなども付きやすく、さまざまな問題があります。頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。

壁紙を選ぶ際には多くの機能の中から、抱えている問題を解決してくれる壁紙を選ぶとよいでしょう。

汚れやすいキッチンには、お手入れが楽になる汚れ防止機能付きの壁紙が便利です。また汚れが目立たないようにしたいのであれば、レンガや柄物の壁紙を取り入れる方法もあります。

ただし、レンガや柄物の壁紙を使用する場合には、キッチンのバランスをよく考えるよう注意してください。汚れが付きやすい部分など、使用する場所を一箇所だけに絞る方がまとまりやすくなります。

ガスコンロを使用していれば、安全性を重視して不燃クロスを選ぶことを検討しましょう。耐熱性能があるため、「燃え移ったら怖い」という不安を軽減してくれます。

壁紙の機能を理解して、キッチンの問題解決に繋がる壁紙選びをするとより効率的です。機能面から入って選ぶのもひとつの方法です。

まとめ

キッチンの壁紙は、機能もデザインもとても豊富にそろっています。見れば見るほど、どれがよいのか迷ってしまいますね。

どのような壁紙にするかで今までのキッチンとは全く違うイメージに作り上げることも可能になります。いろいろ想像するだけでも、何だか楽しい気がします。

機能も忘れずにチェックしましょう。掃除も楽にさっとできれば、清潔なキッチンを保つことができます。消臭機能も見逃せない機能のひとつでしょう。ニオイのこもっていないキッチンでの作業は、きっと心地よいはずです。

たくさんの壁紙を見比べて、ご自宅のキッチンに最適な、お好みの壁紙を見つけてください。キッチンでの時間がさらに楽しい時間となることでしょう。

とくしま水道職人 0120-492-315

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