水のコラム

キッチンの水漏れトラブルはどう解消する?水漏れの原因と合わせて解説します!

2022年04月04日  キッチンのトラブル


普段経験しない水漏れトラブルが起きてしまうと焦ってしまうかもしれません。
しかし、水漏れの原因はさまざまあるため、まずは原因をつきとめましょう。

水漏れの原因やトラブルを予防する方法などを知っておいて、万が一に備えておきましょう。

キッチンの水漏れトラブルを対処しよう!

キッチンからの水漏れを確認した場合、応急処置をしましょう。自分で修理する場合でも、業者を呼んで修理する場合でも、同様の応急処置が必要です。

■止水栓を閉める
キッチンから水漏れが起きた場合は、止水栓を閉めましょう。止水栓はシンクの下にあるので、探してみてください。

マイナスドライバーを使って閉めるか、ハンドルを回して閉める2パターンあります。マイナスドライバーがなければ、コインを使うなど別の物で代用しましょう。

■元栓を閉める
止水栓が見つからない場合は、元栓を閉めましょう。

一戸建ては水道メーターの周辺、マンションやアパートの場合は玄関横の電気メーターある所に元栓があります。

止水栓と違って、元栓はすべての水道を遮断するため、生活に支障をきたしてしまいます。したがって、元栓を閉めた場合はすぐに修理しなければなりません。

■止水栓や元栓を閉めても水漏れが止まらない場合は?
栓を閉めても水漏れしている場合、配管補修テープがあれば貼り付けてもよいのですが、必ず備えているアイテムではありません。

テープがなければ水漏れしている場所の下にバケツを置いて対処しましょう。とにかく被害が大きくならないようにしてください。

キッチンの水漏れの原因

何が原因でキッチンから水漏れが起きたのか、考えられる理由はいくつかあります。

■排水トラップのパッキンの劣化
キッチンの下で水漏れが起きている場合、排水トラップのパッキンが劣化の原因です。排水トラップはシンクの下に位置しています。

排水トラップをつたって水漏れしていれば、シンクと接続している部分であるパッキンに原因があると考えられます。パッキンは10年程度の寿命があります。

しかしながら、長く住んでいて一度もパッキンの交換をしていない場合は、取り替える時期かもしれません。

■排水管のつまり
シンクの水が流れていかない場合や、排水トラップの周辺から水漏れしている場合は、排水管がつまっている可能性があります。

食べ物のカスや油汚れが排水管の中で固まっている可能性があるので、パイプクリーナーやワイヤーブラシを使って掃除をしてみましょう。

■排水ホースが壊れているかずれている
排水トラップのパッキンに問題がなければ、排水ホースがずれているか壊れている可能性があります。

ビニール製の排水ホースはとくに経年劣化で壊れやすく、破れていることも考えられるのでチェックしてみてください。排水ホースに問題がなければ、排水トラップと排水ホースがつながっているか確認しましょう。

■蛇口の破損
蛇口と蛇口がつながっている台の間からの水漏れや、ハンドルからの水漏れの場合、蛇口が壊れているかもしれません。

経年劣化によって隙間ができてしまって、水漏れが起きているパターンです。

蛇口のパッキンを交換したり、ネジを締め直したりすれば直る可能性もあれば、蛇口全体を取り替えなければならないケースもあるため、水漏れしている部分をしっかりと確認しておきましょう。

キッチンの水漏れを防ぐには?

上記を確認した通り、排水管のつまり以外は経年劣化である可能性が高いので、キッチンの水漏れを防ぐ方法には、排水管のつまりを起こさないのがポイントとなります。

毎日できる予防法をいくつか取り上げているので、確認して実践してみてください。

■油を流さないようにする
排水管に油が流れてしまうと、排水管の中で油が固まってしまいます。

フライパンやお皿に付着している油はキッチンペーパーで拭き取ってから洗うようにしましょう。排水管の中で油が固まってしまうと、水の通り道を塞ぐ要因となるため、水漏れだけではなく、シンクに水が逆流する可能性もあるので、あとあと手間がかかります。

■使い終わったらお湯を流して油を取り除く
キッチンを使い終わったら、50℃くらいのお湯を10秒から15秒ほど流し続けるのがおすすめです。

使用後であれば、排水管の中で油はまだ固まっていないので、お湯と共に下水へと流れていきます。毎日お湯を少しだけ流す習慣を作れば、水漏れを防ぐことができます。

■時間がある時は布とお湯を使って掃除をする
まとまった時間が確保できた時は、排水管に要らない布をつめて、50℃~60℃くらいのお湯をシンクに対して6割~7割程度張ります。

お湯が流れないようにつめて、お湯が溜まったら一気に布を引き抜きます。お湯と水圧によって、排水管の中の汚れを落とすので、排水管のつまりにおすすめです。

布をすべて排水管の中につめるのではなく、引っ張れるように少しだけ残しておくと、熱いお湯の中に手を入れずに済むので火傷の心配がありません。

排水管の奥に物がつまっている場合だと、異物が奥に流れてしまうリスクがあるので推奨できませんが、油汚れや洗剤カス、食べ物のカスが気になる場合は実践してみてください。

■高粘度のパイプクリーナーで対策
パイプクリーナーは油汚れを溶かすだけではなく、排水管に油汚れが蓄積しづらくなる効果や、臭いを防止する効果もあります。

油汚れをごっそり落としたい場合にも使えますし、排水管を丈夫にしたい場合にも使えるので、常備しておきましょう。パイプクリーナーは粉末タイプやサラサラとした液体タイプがありますが、高粘度のパイプクリーナーがおすすめです。

粉末タイプはしっかりと洗い流す必要があり、排水管の中に粉末が残るとつまりの原因になってしまいます。

また、サラサラとした液体タイプは油汚れを落とす効果がいまひとつです。しかし、高粘度のパイプクリーナーはドロドロとしているため油汚れを落とす効果も申し分なく、しっかりと排水管を強化できます。

業者に依頼する際に気を付けたいポイント

水漏れ修理に疎い人や、修理に必要な工具が自宅にない場合などは遠慮なく業者に依頼しましょう。しかし、業者に依頼する際にいくつか気をつけたいポイントがあるので、しっかりと確認しましょう。

■自分で修理に挑戦して失敗した場合は料金が跳ね上がるケースがある
自分で修理しようとして、失敗したから業者を呼ぶパターンは、料金が跳ね上がるケースがあります。

自分で修理をした際にネジを失くしたり、排水管を傷つけたりしてしまうと、排水管を交換しなければならない場合があるためです。修理費用を抑えたい場合は、無理せずに業者に依頼しましょう。

■夜間や早朝を避けて依頼する
夜間や早朝に修理の依頼をすると、割増料金がかかる場合があります。

業者によっては設定していないので追加料金がかかる心配はありませんが、急いでいて見落としていると、修理が終わった時に請求されているかもしれないので、落ち着いて業者選びをしましょう。

まとめ

水漏れトラブルは日頃から予防していくしか方法がありませんので、上述した予防法を参考に毎日行っていきましょう。

その他の理由で水漏れが起きてしまった場合は、経年劣化であるケースがほとんどであるため、見積もり料と出張料が無料の業者に見てもらうのが最善です。

さらに、業者にアドバイスをもらえば、本格的な予防法を教えてくれるので、修理の際は気になることをいろいろ聞いておきましょう。

とくしま水道職人 0120-492-315

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