水のコラム
お風呂の臭いが気になるのは換気扇のせい?換気扇の掃除方法など紹介!
「なんだか最近お風呂場から嫌な臭いがする」こんなことはありませんか。嫌な臭いが続くとお子さんやペットを飼っている方は衛生的に心配になってしまいますよね。
実はその臭いの原因は換気扇にあるかもしれません。今回は臭いの原因となる換気扇の汚れや、そういった臭いを予防するための換気扇の掃除方法などをご紹介します。
お風呂の換気扇が臭う原因
まず、お風呂の換気扇が臭う原因について解説します。
・カビ
換気扇の臭いの原因のひとつはカビです。お風呂の換気扇は湿気を外に出す役割も果たしていますが、同時に常に湿気にさらされているということでもあります。
湿気によって換気扇に溜まっていた埃が固まってしまい動きが鈍くなり、さらに湿気が溜まってカビになってしまう可能性があります。
こまめに換気扇を外してシロッコファン(複数の羽が取り付けられている小型ファン)を掃除しましょう。
・外で発生した臭い
もうひとつは外気です。排気口がベランダにある場合、近所で発生した臭いが換気扇から入ってきている場合があります。
単身用の賃貸住宅の場合は窓がないことも多いので、放っておくとそのまま嫌な臭いがこもってしまうこともあります。可能な限り24時間換気を行っておくことがベストです。
・排水口の臭い
最後は排水口の臭いです。換気扇を動かしているにもかかわらず嫌なにおいがする場合は外ではなく、内に原因がある場合があります。
排水口の汚れや髪の毛や石鹸カスは放っておくととてつもなく嫌な臭いを発生させます。気になったら排水管掃除を行いましょう。
定期的に掃除をすることで臭いを防止することができます。それでも臭いが消えない場合は排水管の奥に問題がある場合もあるので業者や管理人に相談しましょう。
お風呂の換気扇の掃除方法
それでは、嫌な臭いを発生させない為にも換気扇の掃除をしていきましょう。換気扇掃除の手順は以下のとおりです。
1.化粧カバー(換気扇の外側のカバー)を外す。
2.シロッコファンを外す。
3.シロッコファンを洗う。
4.換気扇本体のドラム(シロッコファンが取り付けられた場所)を洗う。
5.化粧カバーを洗う。
6.組み立てなおす。
賃貸物件では基本的にクリーニングが入っているはずですが、放置されっぱなしのパターンもあるので確認しておきましょう。
またクリーニングされている部屋でも、頑固汚れは落ちていない可能性もあります。この埃にはカビもついているので、放っておくと喚起した際にカビも大気中に舞ってしまいます。
この頑固汚れはなかなか取れず、通常のこすり洗いでは時間がかかり過ぎてしまいます。そこで使うのが重曹です。
アルカリ性の重曹水を用意して付け置いてから洗うと、汚れもキレイに落ちます。重曹は天然成分なので小さな子供やペットがいる家庭でも安心して使うことが可能です。
お風呂の換気扇の取り外し方
では、肝心の換気扇の取り外し方をご説明します。まずは以下のものを準備してください。
・マスク
・メガネ
・ゴム製の軍手
・脚立(または椅子)
・ドライバー
・レンチ
マスクとメガネは、換気扇を取り外す際にカビや埃を吸い込んでしまわないために必要です。誤って吸い込んでしまうと、病気になってしまうこともあるので特に注意しましょう。
ゴム製の軍手はけが防止用です。換気扇の部品や金具はけがの原因となることもあるので気をつけてください。
換気扇を取り外すときは、最初に化粧カバーを外します。化粧カバーはばねのようなもので止めてあるだけなので意外と簡単に取り外すことが可能です。
次に、プラスチックか鉄製のカバーがある場合はドライバーで取り外します。カバーを外すとシロッコファンが見えます。
お風呂のシロッコファンの取り外し方
次はシロッコファンの取り外し方です。まず四隅のあるネジをドライバーで外しましょう。
次に中心にナット(金属ネジのようなもの)が付いているのでそれをレンチで取り外します。これでシロッコファンの取り外しは完了です。
シロッコファンは意外と重くありませんが、けが防止のため両手で取り外しましょう。しかし、中にはシロッコファンが取り出せないようになっているものもあります。
その場合は専門の業者に頼みましょう。無理に外してしまうと破損してしまう可能性があります。また修理代はある程度必要であるため注意しましょう。
本来なら自分でできるのが一番ですが、ケガの恐れがあるため、無理せずに業者に頼むことをおすすめします。ケガをしてしまったのでは元も子もありません。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は、換気扇の臭いの原因やその掃除方法をご紹介してきました。
換気扇の汚れを落とすと衛生的によくなるだけでなく、換気の効率も高まるため結果的に電気代の節約にもなります。少々手間はかかるかもしれませんが、家族も自分も健康な生活を送るために、まずは一度換気扇を確認してみましょう。