水のコラム

水道代節約のためにトイレの節水に取り組みましょう

2021年11月05日  トイレのメンテナンス

水道代は家族に人数や使い方によっては、家計に大きな影響を与えます。生活のために水道水は欠かせないものですが、節約できるものなら積極的に取り組みたいですよね。水道代を大きく節約するには、毎回大量の水を使っているトイレの節水を始めましょう。

トイレの節水の正しい方法

トイレの節水は正しい方法で行わないと、節水の効果がないだけでなくトイレの故障を引き起こすことがあるので、よく確認してください。

・洗浄レバーを「大」「小」使い分ける
一般的なトイレには洗浄レバーに「大」と「小」の2種類があり、それぞれ流れる水量が異なります。この2種類をこまめに使い分けている人もいると思いますが、あまり気にせずに「大」ばかり使っている人も多いでしょう。この大レバーと小レバーを使い分けることで、トイレを効率よく節約できるのです。

例えば、古いタイプの機種の13リットルタンクトイレだと、トイレの水を1回流した場合、大レバーでは13リットル、小レバーでは6リットル流れるので、うまく使い分けることで7リットルも節水できます。

ただし、小便の時も1度にトイレットペーパーを多く流す場合は、小レバーでは流しきれないこともあります。小便か大便かでレバーを使い分けるのではなく、使ったトイレットペーパーの量や排泄物の量によって使い分けましょう。

・最新の機種に買い替える
古い機種のトイレは大レバーで流した場合、13リットルの水を使うものが多いです。最新の機種だと、4.8リットルまで抑えられるので、古い機種と比較するとかなり水量を節水できます。

また、便器の古い機種は製造中止されていることもあり、故障した時に修理できない場合もあります。15~20年以上使い続けているトイレは、最新の節水型トイレに買い替えることで、安心して使えますし大幅な節水にもなります。

・節水グッズを利用する
「水洗トイレ節水器ロスカット」や「ウォーターセーバー」といったトイレタンクに設置する節水グッズを利用するのも効果的です。これらのグッズは価格が安く設置も簡単で、高い節水効果が期待できます。

しかし、トイレの機種によっては節水グッズを設置できない場合があり、無理に取り付けると水が流れにくくなったり故障の原因になったりする恐れもあります。取扱説明書を確認してから利用しましょう。

間違った節水方法はトラブルに繋がる

トイレの節水に効果があるとして、「トイレタンク内にペットボトルを入れて水量を減らす」という方法を聞いたことがあるかもしれません。しかし、これは間違った方法なので絶対にやってはいけません。無理やり水量を減らすことで、排泄物やトイレットペーパーが十分に流れず配管で詰まってしまいます。節水のつもりが、トイレの故障で高額な修理費用が必要になったら本末転倒なので、正しい方法で安全に節約することが大切です。

トイレの配管が詰まってしまったら…

もしトイレの配管が詰まってしまったら、次の方法で直しましょう。

・ラバーカップを使う
トイレの詰まりを直す方法として、まず思い浮かべるのは「ラバーカップ」でしょう。トイレだけでなくキッチンや洗面所の排水口でも、軽度な詰まりであれば解消することができます。ラバーカップはホームセンターで、1,000円前後で販売されているので、万が一のために用意しておくと安心です。

ただし、ラバーカップは排泄物やトイレットペーパーなど水に溶けるものが詰まった時に有効な道具です。固形物が詰まった時は、詰まりを排水管の奥へ押し込んでしまう可能性があるので使用しないでください。

・便器に水を流し込む
バケツやペットボトルを使って、便器の排水口に水を流し入れる時の水圧で詰まりを解消します。
詳しい解消方法は、次の手順を参考にしてください。

1.少し高い位置から便器内の排水口に向かって水を流し入れます。大量の水を一気に流すと、便器からあふれてしまうので気をつけましょう。
2.詰まりが解消されスムーズに水が流れていき、水位が正常に戻るまで繰り返します。

・お湯を流し入れる
トイレットペーパーが詰まった場合は、お湯を流し入れて詰まりを溶かして解消することができます。ただし、陶器製の便器は熱湯をかけるとヒビ割れや破損の恐れがあります。お湯と言っても熱湯ではなく、40~60度程度に調整して流しましょう。

1.バケツにお湯を用意し、排水口の中に流し入れます。
2.お湯を数回に分けて流し入れ、約1時間放置します。
3.時間が経ったら、バケツに用意した水を流して、詰まりが解消しスムーズに排水されるか確認します。便器内の水位が正常に戻ったら完了です。

水回りの困りごとは水道修理業者に相談

正しい方法でトイレの節水に取り組むことで、水道代を大幅に節約することができます。トイレの節水に役立つグッズも販売されているので、利用してみると良いでしょう。しかし、ネット上には間違った節水方法も紹介されているので注意が必要です。市販の節水グッズでも使い方を間違えるとトイレの破損に繋がるので、使用方法や注意事項などをよく確認してから利用しましょう。

もしトイレの節水によってトラブルが生じた場合は、すぐに水道修理業者に連絡しましょう。水のサポート徳島は、徳島市や鳴門市、阿南市、名西郡石井町、三好郡、美馬郡、那賀郡など徳島県の水回りのトラブルに対応しています。24時間365日修理を受け付けておりますので、緊急の場合も安心してご連絡ください。

とくしま水道職人 0120-492-315

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