水のコラム

トイレの臭いの原因を知って徹底的に掃除しましょう

2021年09月25日  トイレのお掃除

トイレ掃除をこまめにやっていても、どうしても臭いが気になることがあります。
トイレは1日に何度も使う場所ですし、「トイレは一番落ち着ける場所」という人もいるでしょう。

今回はトイレの臭いの原因と対処法を紹介します。
ぜひ快適な空間を取り戻しましょう。

まずは臭いの原因を知ろう

「トイレが臭う」と言っても原因はいくつかあり、その原因によって対処法は異なります。
まずは、トイレの臭いの原因を確認しましょう。

・飛び散った尿が蓄積した
トイレの臭いの一番の原因が飛び跳ねて付着した尿です。
男性が立って用を足す場合、大量の尿がトイレ中に飛び跳ねます。

そして座って用を足す場合でも、尿は飛び散っています。
たとえ飛び散った尿が目に見えなくても、掃除をしないとどんどん蓄積してしまいます。

また、飛び散った尿がホコリにかかると雑菌が繁殖し、尿素を分解して尿石となりアンモニア臭を放ちます。
ウォッシュレットやシャワートイレなどの温水洗浄便座を使っている場合、暖かい環境にあるため雑菌が繁殖しやすく、アンモニア臭の発生を促してしまいます。
 
 
・便器の封水が少なくなった
トイレの水は下水管に繋がっているので、「封水」として便器に水を溜めて下水の臭いを防いでいます。
しかし、この封水が少なくなってしまうことがあります。
その原因は「長期間、トイレを使用しなかった」「封水が排水管内に引っ張られた」ということが考えられます。

旅行や出張などで長い間家を空けてトイレを使っていないと、便器内の水が蒸発してしまうことがあります。
これでは下水からの臭いを抑えることができません。
2~3日以上トイレを使わない時は注意しましょう。
ただ、封水に水を加えれば臭いは解消します。

「封水が引っ張られる」とは、例えば、お風呂の大量の水を一度に下水管に流した場合、排水管の気圧の変化によって、トイレの封水も一緒に流されてしまうことがあるのです。
この場合、自分では対処できないので専門業者に連絡しましょう。

週に1回はトイレ内を徹底的にきれいにしよう

週2回、最低でも週に1回は、トイレ内を徹底的に掃除しましょう。
場所別に掃除法を紹介します。

・床や壁の掃除方法
スプレータイプのトイレ用洗剤を使うことで、除菌効果と汚れの付着を防ぐ効果が期待できます。

1.トイレ用洗剤を吹きかけて、雑巾で水拭きします。
2.雑巾をよくすすいで洗剤が残らないようにしっかりと拭きます。
3.乾いた雑巾で水気を拭き取ります。
 
 
・便器と床の隙間の掃除方法
便器と床の隙間は汚れが溜まりやすい部分ですが、意識して掃除する人は少ないようです。
今回紹介する掃除方法は手間のかかるものではないので、簡単で時間もかかりません。
汚れを溜めないように、定期的に掃除に取り組みましょう。

1.便器と床の間にヘラ付きブラシを差し込んで、汚れをこそげます。
ヘラは100均で手に入ります。汚れがこびり付いている場合は、水か除菌スプレーで緩めると良いです。

2.ヘラのブラシ部分で汚れをかき出します。

3.お掃除シートにヘラを挟んで、隙間の汚れを拭き取ります。
お掃除シートの代わりに、除菌スプレーを含ませたトイレットペーパーを使っても良いです。
 
 
・便器内の頑固な汚れを落とす方法
普段の掃除は液体洗剤をかけてブラシでこすり洗いすれば、簡単にきれいになるでしょう。
しかし、こびり付いて落とせない頑固な汚れもあると思います。
こびり付いた汚れを除去するための掃除方法を紹介します。

1.液体タイプのトイレ用洗剤をトイレットペーパーに染み込ませて、汚れが気になる部分にパックするように貼り付けます。

2.汚れが分解されるまで時間がかかるので、約10分間そのまま放置します。

3.時間が経ったら、掃除用ブラシで軽くこすると汚れが落ちます。

一度で落とせない汚れも、この掃除方法を何度か繰り返すことで落とすことができます。
また、便器の溝もこの方法で掃除すれば、簡単にきれいになります。

汚れを溜めないために日頃からできること

トイレの臭い消しの一番の方法はこまめな掃除ですが、毎日時間をかけて掃除するのは大変です。
日頃から少しだけトイレの使い方に気をつけるだけで、掃除がラクになります。

・便器を汚したらすぐに取り除く
排泄物で便器が汚れた場合、付いてすぐに掃除すれば簡単に落とすことができます。
「自分で付けた汚れは自己責任ですぐに掃除する」など、家族のルールを作ると良いでしょう。

ブラシでサッとこすったり、お掃除シートでひと拭きしたりするだけで、汚れが蓄積することなく臭いも防ぐことができます。
 
 
・蓋をして水を流す
用を足してトイレの水を流す際に、便器内の水が飛び散って床や壁に付着します。
蓋を閉めてから水を流す習慣を付けましょう。
 
 
・トイレのドアを開けておく
トイレの臭いは汚れだけでなく、カビも原因になります。
カビは湿気の多い環境で繁殖するので、トイレに湿気を溜めないことが大切です。
トイレを使っていない時は、少しで良いのでドアを開けて換気しましょう。

臭いが消えない場合は専門業者に相談

トイレをきれいに掃除したり封水を確認したりすることで、トイレの嫌な臭いを解消することができます。
しかし、排水管や通気管などの配管が原因で臭いが発生している場合、自分で対処するのは難しいので、水道修理業者に連絡しましょう。

水のサポート徳島では、徳島市や阿南市、鳴門市、吉野川市、小松島市、阿波市など徳島県全域の水のトラブルに対応しております。
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とくしま水道職人 0120-492-315

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