水のコラム

トイレの詰まりを自分で直すには?道具を使って修理する方法を紹介

2021年06月26日  トイレのトラブル

トイレが突然詰まって使えなくなったら困ってしまいますよね。
「トイレットペーパーを一度にたくさん流してしまった」というように、詰まりの原因が固形物や異物ではなく、水に溶ける物である場合は、自分で修理できる可能性があります。
トイレの詰まりを直す道具として最も有名で効果的なのは「ラバーカップ」です。

また、ラバーカップと同じ仕組みでより高い効果が得られる「真空式パイプクリーナー」もおすすめです。
今回は、この2つの道具を使った解消法を詳しく紹介します。

ラバーカップで詰まりを直す方法

ラバーカップは効果的にトイレの詰まりを直すことができ、1,000円前後で販売されているので、費用もそれほどかかりません。
ただし、ラバーカップには形状やサイズがあり、どれを選んだら良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。

自宅のトイレに合ったものでないと効果が半減してしまうので、適切なラバーカップを選ぶことが大切です。
また、ラバーカップを使用する際は、いくつかのポイントがあるので、よく確認してください。

・ラバーカップの種類
ラバーカップには洋式用と和式用があり、洋式用には吸引部に突起があり、和式用はお椀のようになっています。
また、サイズの違いもあるので、排水口の大きさに合わせて選びましょう。
 
 
・飛散に備えて床や壁を保護する
ラバーカップで作業を行うと、汚水が飛び散ることがあります。
詰まりを直すだけでも大変なのに、汚水が飛散してしまうと汚れの掃除も必要になるので、作業前に壁や床を養生しておきましょう。

まず、床の保護として、ビニールシートやビニール袋を敷いて、その上に新聞紙や布を重ねましょう。
次に壁の保護として、飛び散りそうな範囲にビニールや新聞紙を貼っておくと安心です。
 
 
・便器内の水量を調整する
ラバーカップは吸引力で詰まりを直す道具なので、カップ部分が水に浸かっていないと効果を十分に発揮できません。
ラバーカップを使用する前に、便器内の水の量を調整しましょう。
水量の目安はカップ部分が全て浸かっている状態です。

水が少ない場合は、バケツで水を足しましょう。
逆に、多すぎる場合は汲み出してください。
 
 
・押すときはゆっくり、引くときは一気に
ラバーカップを使うときのポイントは、カップを排水口に密着させて、カップがへこむまでゆっくりと押し込みます。
そして、勢いをつけて引っ張り上げます。

これで水が流れていけば成功ですが、この作業を何度か繰り返さないと解消できない場合もあります。

大切なことは、落ち着いて作業を行うことです。
焦ったり慌てたりして、思いっきり押し付けてしまうと、詰まっている物がさらに奥へ押し出されて、症状を悪化させてしまうことがあります。
また、便器や排水路を破損させてしまうこともあるため、専門業者に依頼しないと直らない場合もあります。

真空式パイプクリーナーで詰まりを直す方法

ラバーカップよりも強力に圧力をかけたい場合は、真空式パイプクリーナーがおすすめです。

・真空式パイプクリーナーの種類
ラバーカップと同じ原理で詰まりを直す道具として「真空式パイプクリーナー」もあります。
真空式パイプクリーナーは、トイレだけでなくお風呂場や洗面台の排水溝の詰まりを直す際にも役立ちます。

メーカーによっては先端のゴムカップ部分をトイレ用の大きなものと、洗面台やお風呂場用の小さなものと交換できるタイプもあります。
トイレ以外でも使いたい場合は、交換可能なタイプを選ぶと使いやすいですし、衛生面でも安心です。
 
 
・真空式パイプクリーナーの正しい使い方
ハンドルを押した状態で便器の排水口にグッと押し付けます。
筒の部分をしっかりと握ってハンドルを勢いよく引っ張り、一度本体を便器から離します。
ハンドルを押して筒の中の水を出し、同じように押し付けて引っ張る作業を行ってください。
こうすることで一方向に吸引だけを行い、固形物が混入していた場合にも、奥へ押し込むことを防げます。

詰まりの原因がトイレットペーパーだとわかっている場合は、カップを押し付けた状態で押す・引くという動作を繰り返すと効果的です。

真空式パイプクリーナーは、先端のカップ部分を押し付けたままハンドルを押したり引いたりできるので、周りに水が飛び散りにくいというメリットがあります。
また、真空式パイプクリーナーはポンプを使うので、ラバーカップよりも強力な吸引力と圧力をかけることができ、高い効果が期待できます。

専門業者に依頼した方が良いケース

今回は、トイレが詰まったときの対策として、ラバーカップと真空式パイプクリーナーの使い方について紹介しました。
これらの道具は、トイレットペーパーを大量に流し、溶け切れなかったことが原因でトイレを詰まらせた場合に効果を発揮します。

ただし、ティッシュペーパー、おもちゃ、おむつ、スマートフォンなど、水に溶けない物や固形物を詰まらせた場合、また詰まりの原因がわからない場合は、無理に自分で直そうとせずに、水道修理業者に依頼しましょう。

特に、アパートやマンションなどの集合住宅だと、別の部屋に迷惑をかけてしまうこともあります。
症状を悪化させる前に、早めに対処することが大切です。

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とくしま水道職人 0120-492-315

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