水のコラム

温水洗浄便座の老朽化で水漏れ発生!DIY修理手順とコツを解説

2021年02月07日  トイレのトラブル


トイレの水漏れトラブルの中で、増えているのが温水洗浄便座からの水漏れトラブルです。設置するご家庭が増えたからこそ、トラブル事例も増加しているのでしょう。温水洗浄便座から水漏れした場合、どう対処すれば良いのでしょうか?気になる寿命と共に紹介します。
 

温水洗浄便座の寿命は7年~10年

温水洗浄便座のトラブルには、以下のような種類があります。
 
・配管や本体からの水漏れ
・水が温かくならない(水温が安定しない)
・水が止まらない
・ノズルが出てこない
 
設置してから7年~10年程度経過すると、こうしたトラブルに悩まされやすくなってきます。温水洗浄便座にはさまざま電子部品が使われています。一般的な電化製品と同様に、7年~10年が経過すると、いわゆる寿命を迎えてしまいます。温水洗浄便座が不調なときには、「なんとか修理で対応できれば…」と思う方も多いかもしれません。とはいえ設置からの年数から考えると、以下のような問題に直面する可能性もあります。
 
・修理用部品の生産がすでに終了している
・修理しても、またすぐに次の不具合が出る可能性がある
 
特に設置から10年以上経過している場合は、修理よりも交換をメインに検討するのがおすすめです。最新機能の温水洗浄便座に注目してみると、満足度もより一層高まるのではないでしょうか。
 

温水洗浄便座から水漏れする原因とは?

温水洗浄便座のトラブルの中でも多いのが、水漏れトラブルです。温水洗浄便座の水漏れトラブルが発生する箇所と原因、対処法は以下のとおりです。
 
★給水管との接続部
温水洗浄便座から流れる水は、給水管から分岐して本体に運ばれるスタイルが一般的です。この給水管からの分岐部分で水漏れしている場合、内部に使われているパッキンが劣化していると考えられます。
いったん部品を分解し、内部のパッキンを新品へと交換しましょう。パッキンを交換しても水漏れが直らない場合は、給水ホースそのものの交換も検討してみてください。給水管の接続部を外すときには、内部の水がこぼれる可能性があるので、バケツをセットして作業しましょう。ホースの交換が必要なときには、温水洗浄便座側のナットも緩めて全体を取り外します。取り付ける際には、取り外したときと反対の手順で作業していきましょう。
 
★給水フィルター
給水フィルターは、温水洗浄便座本体に設置された部品で、水道水に含まれる細かなゴミを取り除くために設置されています。このフィルターにゴミが溜まって水がうまく流れなくなると、本体から出る水の量が少なくなると共に、フィルター部分から水漏れする原因になってしまいます。フィルターの目詰まりが水漏れの原因であれば、網目を掃除することで、トラブルを解消できる可能性があります。
単純に詰まっているだけではなく、老朽化によってフィルターが破損している場合、部品そのものを交換することも可能です。マイナスドライバー一本で取り外せるので、比較的手軽に修理できるでしょう。反時計回りに回してください。
 
★水抜き栓
温水洗浄便座には、長期間使わない場合や凍結リスクがある場合に備えて、水抜き栓が設置されています。ここも水漏れトラブルの原因箇所になりやすい場所。トラブルの原因は、内部に使われているパッキンの劣化です。水抜き栓を取り外し、部品を新品へと交換しましょう。温水洗浄便座の種類によっては、水抜き栓が設置されていないこともあるので、説明書をチェックしてみてください。
 
★本体ノズル
温水洗浄便座の本体ノズルから水漏れしている場合、本体の故障の可能性が考えられます。INAX製のシャワートイレであれば、部品購入の上で交換が可能ですが、それ以外はメーカーに依頼しての修理となります。
設置から10年以上が経過しているような場合には、本体交換も視野に入れて検討してみてください。どの作業を行う際にも、電源プラグを抜き、止水栓を閉めてから修理を開始してください。トイレという狭い場所での作業になりますから、無理をしないよう注意しましょう。
 

温水洗浄便座はDIYで交換できる?

温水洗浄便座の水漏れにより、修理ではなく交換を検討する場合に気になるのが、「自分で交換できるのか?」という点です。自分で設置できれば、必要となる費用は本体代のみで済みます。1万円台~3万円台でも、十分に良い製品を導入できるでしょう。
 
現在設置されている温水洗浄便座の代わりに新しい製品を設置する場合、すでにトイレ内に、温水洗浄便座用の電源が確保されているでしょう。コンセント増設工事を必要としない場合、DIYでの設置も可能です。ただし自宅のトイレのタイプによっては、自力交換が不可能なケースもあります。
 
たとえば便器とタンクが一体型のトイレの場合、温水洗浄便座だけの交換ができないケースも少なくありません。この場合、トイレを本体ごと交換する必要があり、作業の難易度も高くなります。信頼できる水回りの専門業者に依頼するのがおすすめです。これを機に、人気のタンクレスタイプを導入してみてはいかがでしょうか?
 

トイレの温水洗浄便座で困ったときは?

トイレの温水洗浄便座は、現代の生活になくてはならない設備です。故障や水漏れが気になったときには、素早く対処しましょう。DIY修理が難しいときには、ぜひ水のサポート徳島にお任せください。徳島市はもちろんのこと、鳴門市や阿南市など、スピーディーな対応が可能ですので、安心してご依頼ください。

とくしま水道職人 0120-492-315

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