水のコラム

キッチンの排水口パッキン・排水トラップのトラブルはどうする?修理費用目安と手順

2021年02月07日  キッチンのトラブル


キッチンのシンク下で水漏れトラブルが発生した場合、まず疑いたいのが排水トラップ周辺の部品です。素人には判断が難しいところもありますが、業者修理を依頼する場合にも、どんな場所からどのように水漏れしているのかを見極めることが大切です。排水トラップ周辺からの水漏れについて、わかりやすく解説します。
 

排水トラップからの水漏れは主に2種類

排水トラップは、キッチンのシンク下に設置されている部品です。キッチンから排出される汚れやゴミを、排水管の奥へと侵入させないために設置されているもので、重要な役割を担っています。シンクと排水口をつなぐ役割も果たしているため、必然的に水漏れトラブルが発生する可能性も高くなってしまいます。
 
排水トラップからの水漏れと一言で言っても、どこにどのような問題が発生しているのかによって、修理方法・費用は違ってくるでしょう。水漏れトラブルに気付いたら、まずは冷静に「いったいどこから水漏れしているのか?」をチェックしてみてください。排水トラップから水漏れしている場合、以下の2パターンの症状が考えられます。
 
★排水口パッキンからの水漏れ
シンクと排水トラップの間には、水漏れを発生させないために排水口パッキンと呼ばれる部品が設置されています。このパッキンを噛ませることで、シンクとトラップを隙間なく締め付けられるのですが、残念ながらこのパッキンは消耗品です。時間の経過と共に劣化し、やがてその役割を果たさなくなってしまいます。
 
排水口パッキンの劣化によるトラブルであれば、排水トラップ上部の、シンクとのつなぎ目部分から染み出すようにして水が漏れだします。最初は「水がしみでる程度」ですが、徐々に水漏れの量は増えていってしまうでしょう。
 
★排水トラップ本体の劣化や破損
シンクとのつなぎ目部分ではなく、排水トラップそのものから水漏れしているケースもあります。この場合、何らかの理由によって排水トラップが破損し、本来排水パイプへと運ばれるはずの汚水が、外部に漏れだしてしまっていると考えられます。破損した排水トラップをそのまま使い続けるのは困難で、部品全体を取り替えることが、トラブル解消への近道です。
 

業者に依頼した場合の修理手順と費用について

毎日使うキッチンで水漏れトラブルが発生したら、修理業者を呼んで対応してもらうと安心です。シンク下という目に触れにくい場所だからこそ、確実なトラブル解消を目指しましょう。
 
また素早く修理してもらえれば、キッチンを使えない期間も最短で済ませられるというメリットもあります。排水トラップからの水漏れ修理を業者に依頼した場合、以下のような手順で作業が進められていきます。
 
1.排水トラップと排水ホースのつなぎ目部分のナットを緩める
2.排水トラップを支えながら、シンクとのつなぎ目部分のナットを緩める
3.排水トラップを上に上げ、排水パイプから引き抜くように取り外す
2.パッキンのみ、もしくは排水トラップ全体を交換する
3.新しい部品をシンクの穴から通してはめ込む
4.本体を支えながら、シンクとのつなぎ目部分のナットを締める
5.排水ホースとのつなぎ目部分のナットを締める
 
これで修理は完了です。排水口パッキンや排水トラップを新しくする場合、サイズが適合している部品を準備する必要がありますが、業者に依頼する場合はすべてお任せで対応してもらえます。
 
気になる作業時間は1~2時間程度で、修理費用の総額は15,000円程度からです。ただし修理費用の相場は、修理業者によって大きく異なる可能性も。自分が利用しようとしている修理業者では、どのくらいの見積もりになるのか、事前に確認しておくと安心です。排水口パッキンの交換だけで済むのか、それともトラップ本体の交換が必要になるのか、自分である程度予測して業者側に伝えられれば、電話口でも費用の目安を聞きやすくなります。
 

セルフ修理も可能です

排水口パッキンや排水トラップ本体の交換は、セルフ修理も可能です。やるべきことは、業者修理の手順と同じです。自分で適合する部品や工具を準備する必要はありますが、こちらの場合修理費用の総額は5,000円~と、大幅に安くなるでしょう。
 
自分で修理する場合の注意点は、ナットを回して部品を取り外す際に、力を入れ過ぎて破損させないことです。サビや劣化が原因でナットが回りにくくなっているケースも多いですが、専門の工具があれば多少は楽に回せるでしょう。手で回して駄目なときには、無理をせず専門の工具を用意してください。
 
また修理完了後、ナットの緩みによって再度水漏れトラブルが発生するケースも少なくありません。ナットの締め付けが弱ければ、当然その部分から汚水が漏れてきてしまいますから、修理完了後のチェックは怠らないようにしましょう。
 
排水トラップを取り外す際には、内部に溜まっている汚水の処理を自分でしなくてはいけません。
 
・汚水の臭いが苦手
・汚い部品に直接触れるのに抵抗がある
 
このような場合には、無理せず業者を呼んだ方が安心・快適です。
 

水のサポート徳島は365日現場に急行します

キッチンシンク下の排水トラップからの水漏れは、決して珍しいトラブルではありません。セルフ修理に取り組む方も多いですが、部品や専用工具の購入など、手間が多いのも事実です。
水のサポート徳島にご依頼いただければ、修理のプロが素早く対応いたします。徳島市や阿南市、鳴門市のトラブルは私共にお任せください。

とくしま水道職人 0120-492-315

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