水のコラム

壁から水が滲み出ている…雨漏り?水漏れ?原因の見分け方と対処法【水道職人:プロ】

2026年06月11日 (更新日:2026年06月11日)   水道管のトラブル


ある日ふと、壁に覚えのないシミがあるのに気づいて触れてみると、なんとなくじっとり湿っている……。
こうした壁からの水の滲みは、見た目以上に深刻なトラブルが、壁の内側で進んでいるサインかもしれません。
 
雨漏りか何かだと思われがちですが、原因は壁の中の水道管にあるケースも案外多いんです
今回の記事では、壁から水が滲み出る主な原因や雨漏りか水漏れかの見分け方、また応急処置の方法などについて順番に確認していきたいと思います。

壁から水が滲み出る主な原因


壁から水が滲み出る原因は、大きく2つに分けられます。
屋根や外壁から雨水が入り込む「雨漏り」と、壁の中を通る水道管からの「水漏れ」です。
 
雨が降ったタイミングでのみ濡れているようであれば、雨漏りの可能性が高いといえます。
一方で天気とは関係なく、雨も降っていないのに壁が濡れている場合は、水道管の水漏れを疑った方がいいでしょう。

壁の中の水道管が漏れている

建物の壁の内側や天井裏には、水道管が通っています。
とくに2階建て以上の住宅やマンション・アパートなどで使われるのが、「パイプスペース」と呼ばれる縦の通り道。
ここに収められた管で漏水が起きると、水は壁を伝い、シミとなって表に出てきます。
 
やっかいなのは水圧です。
管の中は常に圧力がかかっているため、ほんのわずかな隙間からでも水はにじみ出てしまいます
 
小さいうちはじわじわとした滲み程度ですが、隙間が大きくなれば話は別です。
「シュー」といった音を立てて勢いよく噴き出すこともあり、壁のシミに加え、こうした異音まで聞こえるようであれば、水道管の水漏れがかなり疑わしい状況といえるでしょう。

水漏れの引き金は経年劣化や地震

では、なぜ水道管から水が漏れるのか。
最も多い原因は、経年劣化です。
水道管をつなぐ継手の部分は、長い年月のうちに少しずつゆるみ、そこからだんだんと水が漏れやすくなります。
とくに古い金属管の場合は、15年から20年ほどで継手まわりが傷み、水が漏れやすくなるといわれています。
 
また地震の揺れが原因で漏水が起こるケースも少なくありません。
強い揺れを受けると、建物自体は無事でも、内部の水道管が揺さぶられてズレたり破損したりすることがあります。
そもそも日本列島自体が地震の多発地域であることに加え、今後、南海トラフ地震による影響が想定されている徳島では、とくに意識しておきたい原因のひとつです。

雨漏りか水漏れかを見分ける方法


壁の水滲みを直すには、まず原因が雨漏りなのか、水道管の水漏れなのかをはっきりさせる必要があります。
その手がかりになるのが、水道メーター
次の手順で、自分でも一度確認してみましょう。
 

  1. 家中の蛇口をすべて閉める(トイレのタンクや洗濯機など、自動で給水するものも忘れず)
  2. 屋外や玄関まわりにある水道メーターのフタを開ける
  3. メーターの中の「パイロット」(水が流れているときだけ回るコマのような部品)を見つける
  4. その状態のまま、パイロットが回っていないかをしばらく確認する

 
すべての蛇口を止めているのに、メーターのパイロットが回り続けているようであれば、どこかで水道水が漏れ出している証拠です。
壁の水滲みとあわせて考えれば、水道管の水漏れがかなり濃厚といえます。
 
逆に、メーターがまったく動いていないのに壁が濡れている場合は、水道管ではなく雨漏りが原因かもしれません。
 
使っていないのにメーターが動く、水道の音がするといった漏水のサインについては、別記事でも取り上げていますので、気になる方はぜひご一読ください。
 
(関連記事:使ってないのに水道の音がするのは漏水のサイン?原因と対処法をプロが解説

水漏れを放置するとどうなる?


壁からの水漏れは、シミが薄いうちは「まだ大丈夫かな……」などとつい後回しにしがち。
ですが放置している間にも、壁の内側で被害は着実に広がっていきます
 
こわいのが、シロアリとカビの問題
漏れた水で柱や壁の木材が湿ったままになると、こうした環境を好むシロアリを呼び寄せ、建物の構造そのものを少しずつむしばんでいきます
同時に、湿気でカビも繁殖しやすいため、胞子が空気中に広がれば住人の健康にも影響しかねません。
 
壁の水漏れは、放っておいて良くなることはまずありません。
 
水道管の水漏れだとわかったら、まずは応急処置として家全体の元栓を閉めて水の供給を止めましょう
そのうえで、滲み出た水をタオルなどで拭き取りつつ、周辺の家具や家電を濡れない場所へ移しておけばひとまずの応急処置としては十分です。
 
ただし水漏れ箇所は壁の内側や天井裏にあるため、自分で修理するのはまず不可能。
自分でできる範囲で被害の拡大を抑えたら、できるだけ早く専門の業者に連絡し、調査と修理を依頼するようにしてください。

壁の水滲みは、早めの原因特定がカギ

壁から水が滲み出る原因は、雨漏りか、壁の中の水道管の水漏れかのどちらかであることがほとんど。
雨が降っていないのに濡れる、水道メーターが回り続けている——こうしたサインがあれば、水道管の水漏れが疑われます
 
いずれにしても、放置すればシロアリやカビで被害は広がる一方ですので、早めに原因を突き止めて対処する必要があるでしょう。
 
こうした壁の中の水漏れも、「とくしま水道職人」なら調査から修理までまとめて対応可能です。
受付は24時間体制。
お近くの営業所から、地域の事情に詳しいスタッフが迅速に駆けつけますので、壁のシミや水の滲みが気になった場合は、迷わずご連絡ください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

とくしま水道職人 0120-492-315

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