水のコラム

止水栓の交換費用はいくら?原因・DIY手順・業者依頼の判断基準まで徹底解説

2026年01月28日  水回り

キッチンや洗面所、トイレなどの水まわりに設置されている止水栓。普段は目立たない存在ですが、水漏れや固着といったトラブルが起きると、生活に大きな支障をきたします。

この記事では、止水栓の交換が必要になる原因や費用の目安、自分で交換する方法から業者に依頼すべき判断基準まで詳しく解説します。

止水栓とは?役割と交換が必要になる原因

止水栓は各水まわり設備の給水を個別にコントロールする重要な部品です。ここでは、止水栓の基本的な役割や設置場所、交換が必要になる原因について説明します。

止水栓の役割と設置場所

止水栓とは、キッチン・洗面所・トイレなど各水まわり設備に設置され、水の流れを一時的に止めたり、水量を調整したりするためのバルブです。

家全体の元栓(メーターボックス内)とは別に、設備ごとに取り付けられているのが特徴です。たとえば蛇口の修理や交換を行う際、元栓を閉めると家中の水が止まってしまいますが、止水栓を閉めればその設備だけの給水を止められます。

止水栓には主にハンドル式とネジ式の2種類があります。ハンドル式は手で回せるタイプで操作が簡単です。一方、ネジ式はマイナスドライバーを使って回すタイプで、内ネジ型と外ネジ型に分かれます。

設置場所は設備によって異なりますが、トイレでは便器横の壁や床から出ている配管部分、キッチンや洗面所ではシンク下の収納内部に設置されていることが一般的です。

止水栓の寿命は約10年|交換が必要になる主な原因

止水栓の寿命はおおむね10年程度とされています。長期間使用することで内部部品が劣化し、さまざまな不具合が発生します。

交換が必要になる主な原因として、まず挙げられるのがゴムパッキンの劣化です。止水栓内部にはゴム製のパッキンが使われており、経年劣化によってゴムが硬化すると弾力を失い、水をしっかり止められなくなります。

次に多いのが金属部品の摩耗です。止水栓内部のスピンドル(軸)やネジ山がすり減ると、ハンドルを回しても手応えがなく空回りする症状が現れます。

また、長期間操作していない止水栓では、水垢やサビによる固着が起こることがあります。固着した状態で無理に力を加えると、内部部品や配管を破損させてしまう危険があるため注意が必要です。

止水栓の交換費用は?

止水栓の交換費用は、症状や作業内容によって大きく異なります。

  • ●パッキンやスピンドルの交換:15,000円程度が相場です。DIYで対応する場合は、パッキン代として数百円程度の出費で済みます
  • ●止水栓本体の交換:20,000円前後が目安です。ただし、止水栓が固着していて作業が難航するケースではそれ以上かかることもあります
  • ●配管補修が必要な場合:壁内の配管まで劣化していると追加工事が必要となり、50,000円を超えるケースもあります

軽度な症状のうちに対処すれば費用を抑えられるため、異変に気づいたら早めの対応が重要です。

止水栓トラブルを放置するとどうなる?

止水栓の不具合を放置すると、さまざまなリスクが生じます。

まず、わずかな水漏れでも時間の経過とともに漏水量が増え、水道料金の負担が増加します。漏れた水が床下や壁に染み込み続けると、建材が湿って腐食したり、黒カビが発生したりと住環境の悪化を招きます。

木製の床材や家具が水を含んで傷むと、床や壁の張り替え、家財の買い替えなど大掛かりな補修が必要になることも。数十万円規模の出費につながる可能性があります。

マンションなどの集合住宅では、漏水が階下に及ぶと近隣への損害賠償問題に発展しかねません。

また、止水栓が故障したまま放置していると、いざというときにその設備だけ水を止めることができず、被害の拡大を防げなくなるリスクもあります。

止水栓の不具合で起こるトラブル

止水栓の劣化によって起こる代表的なトラブルを紹介します。症状を早期に発見し、適切に対処することで被害を最小限に抑えられます。

止水栓からポタポタ水漏れする

止水栓本体の根元や、給水管との接続部からポタポタと水が漏れる症状です。主な原因は内部パッキンやスピンドルの経年劣化で、防水機能が低下することで発生します。

初期段階ではわずかな染み程度ですが、放置すると漏水量が増えて床が濡れたり、シンク下の収納物を傷めたりする原因になります。

二次被害として床材の腐食やカビの発生、集合住宅では階下への漏水による損害賠償リスクも考えられます。

パッキン劣化が原因の軽度な水漏れであれば、DIYで数百円の部品代で済む場合もあります。ただし、見逃して悪化させると止水栓本体の交換が必要となり、費用も高額になりがちです。

ハンドルが固くて回らない

長年開閉していない止水栓では、サビ付きや水垢の固着によってハンドルがまったく動かなくなることがあります。

応急策としては、シリコングリスを差す、軽く振動を与える、最後の手段としてウォーターポンププライヤーを使用するといった方法があります。ただし、無理に回そうとすると止水栓や配管を破損する危険があるため要注意です。

これらの方法でも動かない場合は、内部で深刻な腐食が進んでいる可能性が高く、交換が必要なサインといえます。

固着した止水栓の交換を業者に依頼すると、作業が難航するぶん費用も上乗せされ、30,000円以上かかるケースもあります。日頃から時々ハンドルを動かして状態を確認し、固着を予防しておくと安心です。

ハンドルが空回りして水が止まらない

ハンドル(またはマイナス溝)を回しても手応えがなく空転し、水が止まらない状態です。

この症状は、内部のスピンドル軸のネジ山が摩耗・破損していることが原因です。ネジ山がすり減ると締め込みが利かなくなり、水の開閉や流量調節ができなくなります。

空回りが起きている場合、基本的には止水栓ごと交換するしかありません。業者に依頼すると数万円の費用がかかりますが、放置すれば水漏れなどさらなるトラブルに直結するため、早めの交換を検討すべき症状です。

水量の調整ができない

止水栓には各設備への水圧を微調整する機能もありますが、内部劣化によりこの調整が効かなくなることがあります。

たとえば、止水栓を全開にしても十分な水量が出なかったり、逆に閉め気味にしても水勢が強いままだったりする症状です。これも内部部品の不良が原因で、改善しない場合は止水栓の交換が必要になります。

なお、水量調整の目的で止水栓を頻繁に操作すると、パッキンなどの寿命を縮める可能性があります。節水目的であれば、節水コマの利用など他の方法も検討するとよいでしょう。

止水栓を自分で交換する方法|DIY手順

適切な道具と部品を準備し、正しい手順を踏めば止水栓の交換は自分で行うことも可能です。ただし、作業は自己責任となるため、少しでも不安があれば無理をせず専門業者への相談を検討してください。

止水栓の交換作業には、以下の道具と部品を準備しましょう。

  • ●交換用の新品止水栓:交換対象のサイズ・種類に合ったもの
  • ●新品のパッキン類:コマパッキンや三角パッキンなど
  • ●モンキーレンチ:ナットの締め緩めに使用
  • ●パイプレンチ:配管を固定するために使用
  • ●マイナスドライバー:ネジ式の止水栓を回す際に必要
  • ●シールテープ:ネジ部に巻いて水漏れを防止
  • ●雑巾やバケツ:残留水を受けたり拭いたりするため

これらの工具類はホームセンターで購入でき、すべて揃えても数千円程度です。

止水栓交換の手順

止水栓の交換は、以下の手順で行います。

1. 元栓を閉鎖する

家全体の水道の元栓(メーターボックス内のバルブ)を時計回りに完全に閉めます。元栓を閉じたら、家中の蛇口を開けて水が出ないことを確認し、配管内の残留水圧を抜いておきましょう。

2. 既存の止水栓を取り外す

止水栓と給水管をつないでいるナット部分にモンキーレンチをかけ、左(反時計回り)に回して緩めます。ナットを外すと内部のコマパッキンやスピンドルが見えるので、これらも引き抜きます。

3. 止水栓本体を外す

止水栓本体は給水管にねじ込まれているため、反時計回りに回して外します。このとき給水管が一緒に回らないよう、配管側をパイプレンチでしっかり固定しながら作業してください。

4. 新しい止水栓を取り付ける

給水管側のねじ山に新品のシールテープを巻き、新しい止水栓本体をねじ込みます。手で時計回りに回してからモンキーレンチで固定し、スピンドルと新品のコマパッキンを組み込んでナットを締め直します。

5. 通水試験を行う

元栓を開けて水を出し、接続部から漏れがないか確認します。水漏れがあれば元栓を閉じ、ナットの増し締めやシールテープの巻き直しを行いましょう。

工程自体はシンプルですが、「給水管を固定しながらナットを回す」「シールテープを確実に巻く」などコツが必要なポイントがあります。うまくいかない場合は無理に進めず、専門業者への依頼を検討してください。

徳島県内で工具・部品が買えるホームセンター5選

止水栓やパッキン交換用の部品、モンキーレンチやシールテープなどの工具類はホームセンターで入手できます。以下に、徳島県内で品揃えが豊富な大型ホームセンターを紹介します。

コーナン徳島藍住店

住所:徳島県板野郡藍住町住吉千鳥ケ浜87番地2

営業時間:7:00〜21:00

徳島県内でも屈指の品揃えを誇る大型ホームセンターです。店内は広く、100円ショップのダイソー商品やアクアリウム用品まで充実しており、幅広いニーズに応えています。店員の対応も親切で、欲しいものがきっと見つかると評判です。

コーナン徳島小松島店

住所:徳島県小松島市小松島町字房浜1番地1

営業時間:月~土8:00〜20:00/日祝9:00〜20:00

大型駐車場を備えた広い店舗で、店内にはありとあらゆる物が揃っています。ペットショップが併設されているほか、花苗や肥料といった園芸用品から台所用品まで充実しています。店員に注文相談もしやすい親切な対応が魅力です。

DCM万代店

住所:徳島県徳島市万代町6丁目3番地

営業時間:9:30〜20:00

徳島市内にある大型ホームセンターです。日用品から植物・園芸用品までさまざまな商品を取り揃えており、園芸コーナーでは知識豊富なスタッフが相談に乗ってくれます。珍しい苗木や日曜大工向けの木材も扱っており、DIY初心者でも楽しめる店舗です。

コーナンPRO徳島藍住店

住所:徳島県板野郡藍住町住吉千鳥ケ浜37番地1

営業時間:月~土6:30〜20:00/日祝9:00〜20:00

プロ向け資材に強いホームセンターです。建築材料や工具類の品揃えが豊富で、ネジやナットを少量から購入できる点も便利です。スマホアプリを利用すると木材カットが無料になるサービスもあり、本格的なDIYを考えている方におすすめです。

DCM阿南店

住所:徳島県阿南市日開野町筒路2-1

営業時間:9:00〜19:30

入り口や駐車場が広く、多種多様な商品が揃っています。園芸用品も豊富で、屋根付きの売場があるため雨の日でも快適に買い物できます。オイル交換や自転車整備などのサービスにも対応しており、キャッシュレス決済も利用可能です。

自分で対処できないケース

止水栓のトラブルによっては、無理にDIYせず最初から専門業者に依頼した方が安全で確実なケースがあります。

無理せず業者に任せた方がよい5つのケース

以下のような場合は、無理にDIYで対処しようとせず、早めに専門業者へ相談することをおすすめします。

  • ●止水栓が固着・錆び付いて回らない場合
  • ●水漏れがすでに発生している場合
  • ●築年数が古く配管ごと劣化している場合
  • ●工具を持っておらず購入も難しい場合
  • ●自分での作業に自信がない場合

水漏れは放置するほど状況が悪化し、修理費用も増大します。少しでも不安があれば、早めにプロへ相談することが結果的に安心・安全な選択です。

徳島で止水栓トラブルに困ったら「とくしま水道職人」へ

止水栓の交換をはじめ、水まわりのトラブルでお困りの際は、徳島県内全域に対応する水道局指定工事店「とくしま水道職人」にご相談ください。

24時間365日、年中無休で電話受付を行っており、年末年始やお盆期間でもサービスを提供しています。お電話をいただいてから最短30分〜1時間ほどで現地へ訪問し、トラブルを迅速に解決いたします。

作業前には必ず詳細な見積もりを提示し、お客様にご納得いただいてから修理を開始します。見積もりは無料のため、まずはお気軽にご相談ください。お支払いは現金のほか、クレジットカード、銀行振込、QRコード決済、コンビニ後払いなど多様な方法からお選びいただけます。

専門の技術者が最新の技術で適切な修理を行いますので、止水栓の異変に気づいたら、被害が拡大する前にお早めにお問い合わせください。

とくしま水道職人 0120-492-315

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