水のコラム

湿気と汚れの温床にさようなら!お風呂掃除におすすめの洗剤と使い方ガイド【水道職人:公式】

2025年04月30日  お風呂


お風呂は1日の疲れを癒す大切な場所です。
しかし、その反面、湿気が多くカビや水垢、皮脂汚れなどのさまざまな汚れがたまりやすい場所でもあります。
 
お風呂のきれいを保ちたいけれど、掃除が面倒と感じたり、頑固な汚れが落ちないというお悩みを抱えたりしている方も多いのではないでしょうか。
 
今回は、毎日のお風呂が快適空間になるように、お風呂掃除をもっと楽に、もっと効果的にするために、おすすめの洗剤や選び方、具体的な使い方をご紹介します。
 

お風呂掃除に必要な洗剤の種類


お風呂にはさまざまなタイプの汚れが存在するため、汚れに応じた洗剤選びが重要です。
主に5種類の汚れに注目して、洗剤を選びましょう。
 
【お風呂の汚れの種類】

  • 黒カビ・ピンクぬめり汚れ

浴室のゴムパッキンや目地、床の隅などに発生しやすい菌汚れ。
繁殖力が強いため、根こそぎ除去が必要です。
 

  • 水垢(カルシウム汚れ)

シャワーの飛沫や水滴が乾いたあとに残る白っぽいザラザラ汚れ。
鏡や蛇口によく見られます。
 

  • 皮脂・石けんカス汚れ

湯船や洗い場にたまりやすいヌルヌル汚れ。
蓄積すると黄ばみやこびりつきになります。
 

  • 排水口のぬめり・悪臭

髪の毛や石けんカスがたまる排水口には、悪臭の原因となるバイオフィルムが発生します。
 

  • 湯アカ・浴槽のくすみ

入浴剤の成分や皮脂が原因で、浴槽内部がうっすらくすんで見えることもあるのです。
 

プロも推す!汚れ別のおすすめ洗剤


とくしま水道職人は、水まわりのプロです。
プロの目線で、汚れ別におすすめの洗剤をご紹介します。
 

黒カビにはカビ取り専用洗剤

黒カビの掃除には、市販されている「カビキラー」や「ウルトラハードクリーナー カビ用」などの、カビ取り剤が有名ではないでしょうか。
しつこいカビには、泡が密着するジェルタイプの利用や、スプレーした後にキッチンペーパーでパックすることがおすすめです。
 
【使い方のコツ】

  • 乾いた状態でスプレーすることで、薬剤が浸透しやすくなる
  • 10〜30分ほど放置した後、水でしっかり洗い流すのがポイント
  • 換気はしっかりと行い、手袋・マスクの着用を忘れずに

 

水垢には酸性洗剤

水垢の主成分はアルカリ性のため、酸性の洗剤で中和させて落とすのが効果的です。
たとえば、「茂木和哉」や「クエン酸スプレー」「サンポール」などが適しています。
 
なお、酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤を混ぜると、中和反応が起こって効果が落ちる点に注意が必要です。
 
【使い方のコツ】

  • スプレーしたあと、キッチンペーパーやラップでパックすると、効果が高まる
  • 鏡や蛇口など、金属製品に使う際は、素材に適しているかを事前に確認

 

皮脂・石けんカスには中性洗剤

「バスマジックリン」や「スクラビングバブル」などの中性タイプは、皮脂汚れや石けんカスを優しく分解してくれます。
ゴシゴシこすらなくても汚れが浮きやすくなるのです。
 
【使い方のコツ】

  • 湯船や床にスプレーして数分放置することで、洗剤の浸透力がアップ
  • スポンジやブラシで軽くこすってから洗い流せばスッキリ

 

排水口のぬめりには排水口専用の洗剤

「パイプユニッシュ」や「バブルーン排水口スプレー」などは、排水口掃除専用の洗剤です。
ジェルや泡でぬめりを包み込み、菌や臭いの元を分解します。
 
【使い方のコツ】

  • 週に1〜2回の定期使用で、臭い・つまり予防に効果的
  • 完全に流し切る前に数分放置することで、薬剤の効果がアップ

 

湯アカ・浴槽のくすみには重曹+クエン酸

ナチュラル志向の方に人気の重曹とクエン酸は、ぬるま湯で溶かしてスプレーすれば、湯アカに効果を発揮します。
環境にも優しく、安心して使えることが魅力です。
 
【使い方のコツ】

  • 重曹(研磨)→クエン酸(中和)の順で使うと、汚れが浮きやすい
  • 水200mlに対し、クエン酸小さじ1でスプレーを自作することも可能

 

汚れをためない!お風呂のきれいな環境づくり


洗剤の力に頼るだけではなく、日々のちょっとした工夫で、お風呂のきれいはぐっと長持ちします。
 

お風呂をきれいに保つための習慣

  • お風呂の入浴後に壁や床をシャワーで流す→石けんカスや皮脂汚れの残留を予防
  • スクイージーで水滴を除去→水垢やカビの原因になる湿気を抑制
  • 定期的な換気を忘れずに→窓を開ける・換気扇を使うなどで、乾燥状態を保って湿気の予防
  • 週1回はしっかり掃除の日を設ける→水垢やカビはためる前に取るのが鉄則

 

安心・安全に使うために知っておきたい注意点

  • 塩素系と酸性洗剤は絶対に混ぜない!→有毒ガスが発生し、命にかかわる危険性が
  • 必ず換気をしながら使う→換気扇の活用や窓を開けるなど、密閉空間で使うことは避ける
  • 素材との相性をチェック→人工大理石や鏡のコーティング面は、洗剤によって傷む可能性があるため要注意

 

正しい洗剤選びでお風呂掃除はもっと手軽に!


お風呂は毎日使う場所だからこそ、清潔で快適に保ちたいもの。
汚れごとに適切に洗剤を使い分けることで、頑固な汚れにも対処でき、掃除の手間もぐっと軽減されます。
 
お風呂掃除を後回しにして汚れがひどくなったというストレスをためないためにも、適切な洗剤をストックしておくことは、実は時短にもつながる賢い選択です。
 
お風呂掃除の手間を軽減し、ピカピカで心地よいバスタイムを手に入れてください。

とくしま水道職人 0120-492-315

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