お風呂の詰まりは修理が必要？原因と解消方法を紹介！

水のコラム

2021年06月06日お風呂のトラブル

お風呂は詰まることがある

家のお風呂の流れが悪いと感じたことがある方もいることでしょう。
特に賃貸など建築年数の長い部屋の場合、お風呂に詰まりが生じることがあります。

一度詰まってしまうと、状況は悪化するだけであり、何もしない限り改善されることはありません。
水の流れが悪いと感じたら、なるべく早めに対処するようにしましょう。

お風呂の詰まりを放置しておくことはおすすめできない

お風呂の詰まりは軽視できるものではなく、すぐに対処する必要があります。
なぜなら、最初は小さな詰まりだったとしても、時間の経過と共に大きな詰まりとなりトラブルに発展することもあるからです。
水が逆流してしまったり、水たまりになってしまったりすることもあります。

最悪の場合、床上浸水や下の階に浸透してしまうこともあるので、早急な対処が必要です。
大きなトラブルに発展してしまうリスクを避けるためにも、日頃から注意をすることが大切です。

お風呂の詰まりの原因を紹介

お風呂の詰まりの多くは排水口が原因です。
排水口は水が流れていく場所であると共に、汚れが貯まる場所でもあるからです。

さらに排水管はそれほど太い設計ではないため、溜まった汚れによって詰まってしまいます。
排水トラップと呼ばれる、排水管内に一定量水を溜めておくための仕掛けも詰まりを引き起こしやすい構造であるため、溜まりやすいゴミを流さないことが重要です。

・皮脂汚れが原因
お風呂では一日の汚れを洗い流すため多くの皮脂汚れか落ちます。
皮脂汚れは油分を含んでいるため水に流れにくく、排水口に溜まりやすいのです。
溜まった皮脂汚れは水の流れを阻害するだけでなく、雑菌が繁殖しやすく悪臭の原因にもなります。

・シャンプーや石鹸のカスが原因
シャンプーや洗剤を使用すると、カスとなって排水口に溜まることがあります。
一度で溜まる量は些細なものであったとしても、日数を重ねることによって詰まりの原因になります。
また、ヌメリの原因となることもあるため、使用後はしっかりと流水で流すことが大切です。

・抜けた髪の毛が原因
お風呂では多くの髪の毛が抜け落ちています。
その髪の毛は排水口に溜まっていき、水の流れを阻害してしまいます。
溜まった髪の毛は見た目も不快であり、悪臭の原因にもなるため、定期的に取り除くようにしてください。

・固形物が原因
普段流すことのない固形物や異物を、流してしまうことにより詰まってしまうことがあります。
お風呂で流すものは最低限のものにとどめ、不要なものはゴミとして処分するようにしましょう。

お風呂の詰まりの解消方法

万が一お風呂が詰まってしまったとしても、自力です対処できることがあります。
詰まりが発生したときの応急処置として、以下の方法を試してみるのがおすすめです。
それでも解決しない場合や、何度も再発してしまう場合は部品の修理や交換が必要であると考えられるため、専門業者に依頼しましょう。

・排水口を入念に掃除する
お風呂の詰まりに関して、ほとんどは排水口が発生源です。
そのため、詰まりが発生したときは最初に排水口を疑い、入念に掃除しましょう。
排水口から続いている排水管も、同様に掃除してください。
特に排水トラップは詰まりやすい箇所でもあるので、しっかりと掃除することが大切です。

・重曹を使って掃除する
重曹を使うことで皮脂汚れなどを効率よく掃除できます。
重曹に含まれる成分が汚れを分解してくれるため、ブラシだけで掃除するよりも効果的に汚れを除去できます。

・パイプユニッシュを使って掃除する
パイプクリーナーを使用することで手の届かない箇所まで掃除できます。
ただ、刺激の強い薬品も多く販売されているため、しっかりと換気を行いながら、使用後は丁寧に流してください。

お風呂の詰まりの予防方法

上記の方法で詰まりの応急処置は可能ですが、そもそも詰まらせないことが何より大切です。
以下の方法を試していただき、詰まりの予防策としてください。

・ヘアキャッチャーを使用する
ヘアキャッチャーを使用することで、ゴミが排水溝に溜まることなく、まとめられます。
まとまったゴミを捨てやすいのも特徴で、掃除の手間も軽減されます。

・定期的に掃除をする
詰まりの予防には、定期的な掃除は欠かせません。
できるだけ細かいスパンで掃除を行い、ゴミを溜めないようにしましょう。
溜まったゴミが詰まりの大きな要因であるため、定期的に掃除をすることが最も大切であると言えます。