トイレの詰まりはなぜ起きる？詰まったときの対処法を紹介！

水のコラム

2021年06月04日トイレのトラブル

トイレは詰まることがある

普段、毎日使用しているトイレですが詰まってしまうことがあります。
トイレは詰まるとクセになることもあり、水が溢れてしまうこともあります。
トイレが詰まってしまった結果、溢れた水の掃除は一苦労です。
こんな事態は避けたいものです。

そこで今回は、トイレの詰まりに着目し、原因は何なのか？解決策はあるのかを紹介していきます。
不要なトラブルや労力の消費を避けるためにもぜひ参考にしてください。

トイレの詰まりは排水管で起きている

トイレの詰まりが起きる場所のほとんどは、トイレの排水管です。
排水管に詰まりが生じてしまうことによって排水ができず、便器に水が残ってしまうのです。
トイレが詰まったときに1番やってはいけないことが、詰まっていると分かっていながら、さらに水を流すことです。

水が排水されないのに、水を便器に流すことによって当然溢れてしまいます。
一度詰まってしまった排水管は原因を取り除かないと解決しないため、水洗の勢いを利用しようとするのは避けてください。

詰まりの原因を紹介

詰まりの原因を知っておくことで、それらを予防できます。
原因の多くは以下に紹介するものであるため、それらを避けた行動を取ることで、トイレの詰まりのリスクを軽減できます。
原因を理解し、避ける行動を取ってください。

・詰まりの原因はトイレットペーパー
普段毎日流しているトイレットペーパーも詰まりの原因になることがあります。
トイレットペーパーは水に溶けやすいため少量であれば問題なく水洗できますが、一度に多量のトイレットペーパーを流すことによって詰まりが発生することもあるのです。

一度詰まってしまうと溶けるのを待つことは困難であり、何らかの方法で取り除く必要があります。
詰まりを予防するためにも、小分けにして流すなどの工夫が必要です。

・詰まりの原因は固形物
誤って固形物を流してしまうことによって詰まりが発生することがあります。
特に小さな子どもがいる家庭では、好奇心から何でも流してしまいたいという行動が見られます。

その際、トイレットペーパー以外の固形物を流してしまい、詰まってしまうのです。
排水管はそれほど太くはないうえに、水を一定量溜めておくために曲線を描いています。
そのため、固形物を流し詰まってしまうと、取り除くことは困難です。

・詰まりの原因はティッシュペーパー
トイレットペーパーを切らしてしまったときなど、ティッシュペーパーで代用せざるを得ないときもあるかもしれません。
しかし、ティッシュペーパーはトイレットペーパーのように水に溶けるものではありません。
水に流せるタイプも販売されておりますが、一般的なボックスティッシュやポケットティッシュは詰まりの原因になりかねないため、流すことは避けてください。

詰まったときの解決策を紹介

万が一トイレが詰まってしまった場合であっても、自力で対処できることもあります。
あくまで応急処置ですので、重度な場合や何度も繰り返してしまう場合は専門業者への依頼が必要です。

・排水口から見えている場合は取り除く
もしも、詰まりの原因が排水口から見えている場合は、原因物を取り除きましょう。
その際はビニール手袋をつけたまま手を使って取り出すか、トングなどを使うこともおすすめです。
誤って水洗してしまうと、排水路へと進み届かなくなってしまうので、流さないように気をつけてください。

・カバーラップ（すっぽん）を使って原因を取り除く
カバーラップ（すっぽん）は手軽に購入でき、簡単に使用できるため、詰まりが解消できることもあります。
少し詰まっている程度の軽いものであれば解決できるため、最初に試してみるのもおすすめです。
トイレの種類のよって対応するカバーラップ（すっぽん）形状が異なりますので、購入するときはよく確認してください。

・真空式パイプクリーナーを使って原因を取り除く
真空式パイプクリーナーもホームセンターで入手でき、その原理はラバーカップと同じです。
ラバーカップよりも力が伝わりやすいため、ラバーカップよりも簡単に使用できるのが特徴です。