水のコラム

落ち葉で雨樋が詰まったときの対処法と繰り返さないための予防策

2026年05月26日  その他


台風や落葉の季節になると、決まって増えてくるのが雨樋まわりのトラブルです。
屋根から流れてきた落ち葉が雨樋に溜まり、水の通り道をふさいでしまう。
普段は気に留めることのない場所だけに、気づいたときには雨水があふれていた、というケースも少なくありません。
 
しかも雨樋の詰まりは、放っておくと住まいそのものを傷めることにもつながります。
そこでこの記事では、雨樋が落ち葉で詰まる原因や放置のリスク、再発を防ぐ予防策などについてわかりやすくご紹介したいと思います。

雨樋が落ち葉で詰まる仕組みと放置のリスク


そもそも雨樋とは、屋根を流れる雨水を集めて、地面や下水へと送り出すための設備です。
屋根の軒下に水平に渡された「軒樋(のきどい)」と、そこから地面へ垂直に伸びる「縦樋(たてどい)」、この2つが基本の構成になっています。
 
落ち葉が詰まりやすいのは、雨水をいったん受け止める軒樋の部分。
乾いた落ち葉だけなら風でどこかへ飛んでいってくれるのですが、やっかいなのは雨が降ったときです。
屋根から流れ込んだ土埃と落ち葉が混ざり合い、軒樋の底でだんだんと腐葉土のように固まっていき、こうなるともう自然には流れてくれません。
固まった落ち葉が縦樋の入り口をふさぎ、水の通り道を遮断してしまいます。
 
さらに問題は、詰まったあとに起こります。
行き場をなくした雨水は、軒樋からあふれ出すしかありません。
あふれた水が外壁を伝い続ければ、壁の劣化や雨漏りを招くことも……
さらに基礎に水がしみ込めば、湿気を好むシロアリを呼び寄せてしまうおそれもあります。
 
住まいを雨から守るはずの雨樋が、詰まりを放置したばかりにかえって建物を傷める原因になってしまう、なんてケースは避けたいところですよね。
しかも落ち葉の時期は、一度掃除しても定期的に繰り返すことが多いのも悩ましい点です。
 
(関連記事:壁から水が滲み出る理由!水道管からの水漏れで壁にシミ?

雨樋の掃除はまず「安全」を最優先に

掃除の方法をご紹介する前にまず先にお伝えしておきたいこととして、雨樋掃除は思っている以上に危険な作業だということは忘れないようにしてください。
 
軒樋は屋根の軒先という高い場所にあるため、掃除するにはどうしても脚立やはしごに乗ったり、屋根自体に上ったりと、高所での作業が必要となります。
そのため、転落して大ケガをするリスクが常についてまわります
「はしごで届きそうだし、自分でやってしまおう」と気軽に始めて、事故につながってしまうケースは本当に少なくありません。
 
自分でやるのは、地上や低い脚立などから無理なく手が届く範囲まで
これを基本にしてください。
2階の軒樋や、屋根に上らないと届かないような場所は、基本的には専門業者に任せましょう。
多少の費用はかかりますが、安全には代えられません。

自分でできる範囲の掃除方法


ここからは、地上や低い位置から安全に手が届く範囲を前提に、掃除の手順を見ていきます。
くれぐれも、無理のない範囲で行うようにしてください。

用意するもの

  • ゴム手袋
  • 火ばさみやトング(落ち葉をつかむ用)
  • ゴミを入れるバケツや袋
  • ホース(水を流して確認する用)
  • 縦樋用のワイヤーブラシ(必要に応じて)

軒樋の落ち葉を取り除く

手が届く範囲なら、軒樋に溜まった落ち葉や泥を、火ばさみやゴム手袋を着けた手でかき出していきます。
腐葉土のように固まってしまった部分も、取れる範囲でしっかりさらっておきましょう。
 
またかき集めたゴミは、少量だからといって絶対に無理に縦樋に流してしまったりせず、必ずバケツや袋にまとめておいてください。
縦樋がすでに詰まりかけの状態になっていたり、余計な負荷が掛かることで予期せぬトラブルに発展してしまうことも……。
 
しっかりと落ち葉やゴミを取り除けたら、最後にホースで水を流して、軒樋から縦樋へすんなり流れていくかを確認しておきましょう。

縦樋の詰まりを確認する

軒樋をきれいにしたのに流れがいまひとつ、というときは、縦樋の内部がすでに詰まっている可能性があります。
地面に近い縦樋の出口から水が出てこないようなら、中に落ち葉や泥が溜まっているサインです。
 
こうしたときに頼りになるのが、ホームセンターなどで手に入る「ワイヤーブラシ」。
出口側からワイヤーを差し込んで、詰まりをほぐすように動かしながら取り除いていきましょう。

ただし、縦樋の構造は住宅によってまちまちで、力任せに押し込むと内部を傷めてしまうこともありますので、取れないときは絶対に無理をしないよう注意してください。
 
ちなみに、雨樋の詰まりには、台所の排水管のような「薬剤で溶かす」方法はあまり効きません。
あくまで落ち葉やゴミを物理的に取り除くのが基本、と覚えておきましょう。

落ち葉の詰まりを防ぐ予防策

雨樋の落ち葉詰まりは、一度きれいにしても、環境によっては毎年のように繰り返してしまうもの。
だからこそ、日頃の予防こそがものを言います。
掃除の手間も詰まりのリスクも、ちょっとした工夫で対処することができます。
 
最も手軽で効果的なのは、落ち葉よけネットやカバーの設置です。
軒樋の上に被せておくだけで、落ち葉が中に入り込むのを物理的に防いでくれます。
ホームセンターなどで手に入りますが、取り付けにはやはり高所作業がつきものなので、設置自体を業者にお願いしてしまうのも一つの手でしょう。
 
また家のまわりに背の高い木があるお宅なら、屋根に枝がかからないよう剪定しておくのも有効です。
落ち葉の供給源そのものを減らせるので、根本的な予防になります。
 
そして季節の変わり目の点検をぜひ習慣にしておくことをおすすめします。
雨樋掃除に最適なのは、長雨を迎える前の春過ぎや、落ち葉が増えてくる秋頃がねらい目。
わざわざ手をかけなくても、雨の日に外から雨樋をちょっと見上げて、水があふれていないか眺めるだけでも、異変の早期発見につながりますので、頭の片隅に置いておいてください。

住まいの不調は早めの対処を

ご紹介したように、雨樋の落ち葉詰まりは放っておくと外壁の劣化や雨漏りなど、住まいそのものを傷めるトラブルに発展しかねません
落ち葉よけネットや周辺の剪定、季節ごとの点検をうまく取り入れれば、詰まりはかなりの確率で防げます。
 
ただ、繰り返しになりますが、雨樋まわりの作業は転落の危険と隣り合わせです
「自分でやるのは少し怖い」と感じる場所は、決して無理をしないでください。
気になった段階で一度プロの手を入れておくと、結果的に安く早く済むことも多いものです。
 
私たち「とくしま水道職人」では、排水まわりや水まわりのトラブル全般に対応しています。
雨樋がきっかけの雨漏りや浸水など、「これはどこに頼めばいいんだろう」と迷うようなお悩みも、まずはお気軽にお問い合わせください。

※本記事でご紹介している方法は、一般的な対処法の例です。
作業を行う際は、ご自身の状況や設備を確認のうえ、無理のない範囲で行ってください。
記事内容を参考に作業を行った結果生じた不具合やトラブルについては、当社では責任を負いかねます。
少しでも不安がある場合や、作業に自信がない場合は、無理をせず専門業者へ相談することをおすすめします。

とくしま水道職人 0120-492-315

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